あるカフェのお休みの日に、みつごとうさぎの三姉妹は、

従兄弟のきつねに連れられて森の中を歩いていました。

きつねが最近見つけた「ひみつのおやしき」を案内してもらうのです。

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きつねは鼻を高く上げてクンクン匂いをかぎました。

みつごもうさぎも真似てクンクン。なんだか甘くていい匂いがします。

「おやしきはこっちだよ」

甘い匂いの先には大きくて立派な門があり、そこにハチミツの入った瓶が置いてありました。

「みちにまよわないように、おいておいたんだ。あれ？なんだかすこし、へってるなぁ」

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中に入ると、美しい暖炉の中にふわふわと動くものを見つけました。

よくみるとリスのしっぽのようです。

「きみがハチミツをたべたんだね」

「とてもおいしかったわ。おれいにかくれんぼにさそってあげる」

そういうとまた暖炉の中に隠れました。それをみたみんなもすきな所に隠れていきます。

あれ？待ってください。みんな隠れてしまったら誰が動物たちを見つけるんでしょう？